こんにちは、院長です。
今週は木曜日と土曜日にお休みをいただき歯科矯正セミナー3日間コースに参加してきました。お休みをいただき遊んでいた訳ではありません、3日間朝から夜までみっちり勉強してきました!!
歯並びを整える為にはインビザラインなどのマウスピース矯正などもありますが、現在でも主流はブラケットとワイヤーを用いた矯正治療です。
これはマウスピース矯正。
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マウスピース矯正は目立たない事やブラケットをつけない為虫歯になりにくいという大きなメリットはあります。しかし、歯の位置や向きを大きく動かす事は困難です。また歯が動くスピードも比較的ゆっくりです。
またマウスピースを数年にわたって取り外しを続けなければならず、ご飯を食べるときや歯を磨くとき以外ははめていなければなりません。中学生や高校生の頃に矯正を行うと考えると、自分自身で毎日しっかり管理して使用できるかは不確定要素が大きいです。
よって当院ではマウスピース矯正は現在は行っておりません。どうしてもマウスピース矯正がやりたい!!という方はご相談いただければ他院を紹介させていただきます。
一方ブラケットとワイヤーを用いた矯正治療は歯を動かすときに大きく動かしたり、角度を変えたり、歯並びのダイナミックな改善が可能です。
現在では前歯の目立つ部分にはセラミックなどの白いブラケットを使用することで見た目もあまり気にならない装置で矯正を行えるようになっています。
ケースによっては歯を抜かないといけない事もありますが(僕自身も中学生の頃に4本の歯を抜いて矯正治療を行いました)歯を動かす事によって、歯並びがよくなるだけではなくて、口元がすっきりと見えるいわゆる「小顔効果」もあります。アメリカでは歯並びはステータスとなっており、日本でも芸能人やアナウンサーなどで歯並びが悪い人を見ることはほとんどなくなりました。
歯並びを良くすることで、見た目はもちろん、むし歯や歯周病になるリスクも減り、本当にメリットが大きいです。
今回のセミナーは愛知学院大学歯学部矯正科で行われ、大学病院のレベルの高い治療を学ぶことができました。
当院では愛知学院大学歯学部附属病院でも勤務している矯正認定医が、矯正治療日に診療を行い、より質の高い矯正治療を行う事ができる体制が整っています。僕自身もさらに矯正治療の技術を知識を磨き、地域医療に貢献できればと考えています。